沿岸北部に抜ける道路沿いにある絶景、久慈渓流

岩手県内陸部から沿岸北部である久慈市に抜ける峠道を走っていると、最初はシラカバが群生する高原の風景が目に入ってきます。群生しているシラカバの木々の間を沿岸へ向けて走る国道281号線は、なんとも言えない県内最高のドライブルートのひとつだと私は思っています。

山あいの絶景を抜けるとそこは渓流の絶景だった

高原の風景を楽しみながら車を走らせていると、その道路沿いに今度は美しい水の流れの絶景が眼下に広がります。その絶景は「久慈渓流」と呼ばれており、透明度の高い水質の渓流帯は、どの場所で見ても絶景に次ぐ絶景で、絶景が連続している珍しい観光名所となっています。

道路沿いにはところどころに車を停車できる停車帯があり、どの位置に停車しても絶景だけが織りなす最高の風景を眺めて頂くことが可能です。

抜群の透明度、川底までクリアに見える県立自然公園

久慈渓流が国道281号線を沿うように美しい流れを形成しており、車を停車してできる限り間近まで降りてみると、そこは川の底まで見えている透明度の高い水が流れています。その風景を見ているといつまでもずっとその場所にいて、癒しの水の流れを時間を忘れて見つめていたいと思ってしまうほど綺麗な風景が広がっています。

河原の木陰にでも座りながら、綺麗な風景を見て水の流れる音色に心癒されながら、ゆっくりと飲み物でも飲みながらゆっくりと過ごしてみるのも贅沢な時間の過ごし方なのかもしれません。

不老長寿の言い伝えのある名水「不老泉」

不老長寿、それは多くの方々の願いだと思います。全国各地にはその不老長寿にまつわるいくつもの伝説が数多く残されています。

実はこの久慈渓流沿いにも不老長寿の伝説が語り継がれる場所があります。不老泉と呼ばれるその名水は岩手の名水20選にも選ばれた名水で、そのままでも飲料水として飲んで頂くことは「一応可能」だということですが、できるだけ沸騰をさせて飲んで頂くことが推奨されています。

実際にこの不老泉へ足を運んでみると、不老長寿をはじめとした様々な願いごとなのでしょうか、お賽銭を入れて願掛けをした形跡もあることから、ひとつのパワースポットにもなっていると思います。久慈渓流を通るルートをドライブする際にはぜひこの不老泉にも立ち寄ってみて下さい。


⚫︎今回の撮影地

久慈渓流(不老泉)

コメント

タイトルとURLをコピーしました