NHK朝の連続小説ドラマ撮影地「小袖海岸」

岩手県久慈市は岩手県の沿岸北部にある漁師町です。この久慈市にある小袖(こそで)海岸は昔から、女性が素潜りでウニやアワビを取りに行く漁法を今に伝える「北限の海女」が有名な場所で、写真にもあるように2013年NHK朝の連続小説ドラマ「あまちゃん」のロケ地となった場所としても有名です。

現在でもファンの聖地となっている小袖海岸

2013年にNHKで放送されたあまちゃんというドラマを知っている人はもちろんですが、ドラマを知らない人でもきっと「じぇじぇじぇ」という言葉は耳にしたことがあるのではないでしょうか。この言葉はドラマの中で使用された言葉で一世を風靡したと言っても大袈裟ではないと思います。

本当に岩手の久慈の方はこの「じぇじぇじぇ」って普段の会話で使っているの?と、ある県外の方に聞かれたことがありますが、実際はそこまで使っていないのではないかと思います。この言葉は元々驚きを表現する感情表現のような感じで、私が住んでいる内陸部では「じゃじゃじゃ」の方が使うことが多いのではないかと思います。まぁ、多いと言っても私は使いませんが(汗)

海女の漁法、北の限界点「北限の海女」

小袖海岸の近くを車で走っていると道路沿いのコンクリートの壁などに「北限の海女」という言葉が書かれているのが目に入ります。北限とは「北の限界」という意味で、この小袖海岸が海女さんの伝統漁法の最北端と言われています。

元々三陸海岸は多くの河川が海へと注ぐミネラル分が豊富な海で、実際に海を覗いてみると無数の海藻が海中に群生しており、そのミネラル分の豊富さがよくわかると思います。その豊富なミネラルが育んだ魚介類は絶品の食材です。

やっぱり三陸!風景の美しさも一級品!

ドラマの影響もあって様々な石碑などが建てられていることもあり、どうしても「あまちゃん」の印象が強い場所ですが、三陸海岸である以上、やはりその風景も一級品です。深く濃いブルーの水面と、波に削られて切り立った大きな岩がひとつのアクセントとなり、絶景を作り上げています。

中にはトンネルのようにぽっかりと穴の空いた「つりがね堂」と呼ばれている岩もあり、このつりがね堂は夏至などの条件が伴っていると、岩に空いた穴と朝日とが重なり合い、これもまた絶景です。

ミネラル豊富な海で育った海産物で夜はぜひ乾杯を!

ミネラル豊富な海域で育った海産物をその場で購入して頂くことができます。実は三陸産の海産物は海外の高級料理店や中華料理店などでも好んで使われるほど有名な食材で、特に高級中華料理店では三陸産の干しアワビが使用されています。

皆さんもぜひ現地で、三陸産の美味しい海産物をご購入なさってみて、たまには絶品の海産物とお酒で、大人の夜のひとときを楽しんでみてはいかがでしょう。


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