矢巾町の少し奥まった場所に「ぬさかけの滝」という場所があります。この場所には名前の通り小さな滝があります。滝というとどうしても車を停車した場所から山の中に入って、何時間かかけて歩いてたどり着くというような、そんなイメージが先行しますが、このぬさかけの滝は、車を停車してから滝本体まで徒歩で約１分程度で辿り着きます。誰でも手軽に簡単に見ることができるぬさかけの滝へぜひ足を運んでみて下さい。
美しく透明度の高い水質が作り出す絶景
写真を見てもわかる通り、とても透明度の高いクリアーな水質の水が滝となって流れ落ちる様はまさに美の絶景と呼ぶにふさわしい風景ではないでしょうか。上の写真はスマートフォンで撮影したものになりますが、その美しさを見てとることができると思います。水べにある岩がひとつのアクセントとなり、さらにその岩に張り付いたコケが水を際立たせ、それらが滝とひとつになって最高の風景を作り出してくれています。水辺の岩とコケ、これはとても風情のある最高の組み合わせではないでしょうか。
山の中にひっそりと佇む最高のロケーション
ぬさかけの滝がある場所は、周囲を林が取り囲んでおり、その林の中にひっそりと佇むように滝が流れ落ちています。車を停車してひとたび外に出ると、外に出たその瞬間から周囲の山の風景と、流れ落ちた滝の水が渓流となって流れる風景は、どの場所を撮影しても最高の一枚となります。木々を真下から上に向かって、地面に時折見えるコケにできるだけ近づいて接写、水面ギリギリから奥行きのある風景と、被写体の宝庫と言える場所だと私は思います。
この場所というか敷地自体はお世辞にも広いとは言えません。しかしその限られたスペースの中に、一体どれほどの被写体が散りばめられているのかわからないほど、撮影者の心をくすぐる場所です。
まるで水が無いように見えてしまう透明度
滝から少しだけ離れた位置には、渓流部に降りられる場所が数ヶ所あります。その場所に降りて水面ギリギリにカメラやスマートフォンを構えて撮影してみると、水が流れている際に生じる影があるからこそ水があるということがわかりますが、もしこの流れがなければ水が流れていて、その水の中に石が沈んでいるということもわからないくらいの抜群の透明度を誇っています。
上の写真はSONY製スマートフォンXPERIAで撮影させて頂きましたが、まるでスマートフォンではないかのような味のある写真に仕上がっているのではないかと自己満足しています。普段SONYのミラーレス一眼カメラを使っていますが、SONYらしい自然の絵作りになっていると思います。ぜひ皆さんも、スマートフォンなどで撮影する角度や画角を工夫して、自分だけにしか撮影できない最高の一枚を撮ってみて下さい。
旅の途中にぜひ癒しの風景に触れにいらして下さい
岩手県は、県外からお越し下さった方々が「盛岡は思っていたよりもずっとでかい街」と表現されることが多く、ショッピングも楽しめる、観光地へもアクセスが良い、美味しい食材がたくさんある、そんな岩手旅を満喫したあとはぜひこの癒しの風景に出逢いにいらしてみても良いかもしれません。欲しいものを買って、美味しいものでお腹を満たして、癒しの風景に触れたあとはぜひ、近くの温泉宿で贅沢なひと時を過ごしてみてはいかがでしょう。
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